2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

大宮エリー

スピリットチャージ写真展 5月8日まで原宿のBEAMSにあるトーキョーカルチャートby ビームスにて大宮エリーの展覧会「スピリットチャージ写真展」が開催中だ。ついこの前には代官山のヒルサイドテラスで絵の展覧会をしたばかりだが今度はその展覧会でも少し見…

Between Dimensions

見間違えの仕掛け 天王洲アイルにある児玉画廊にて6月1日まで石場文子の展覧会「次元のあいだ」が開催中だ。以前に白金の児玉画廊のグループ点でも彼女の作品を見たが実に巧妙で面白い見間違えの仕掛けが隠された写真を見せてくれて印象に残っていた。人がも…

goop

日本初上陸 ハリウッド女優のグィネス・パルトローが手がけるライフスタイルブランド「goop」が日本初上陸、5月の26日まで六本木ミッドタウンの裏庭広場にポップアップのお店とカフェをオープンしていると聞いて早速行ってみた。「goop」のことを知ったのはN…

Tulpa-Here is me

見るものの度肝を抜く 天王洲アイルのTERRADA Art ComplexにあるANOMALYギャラリーにて小谷元彦の展覧会「Tulpa-Here is me」が開催されている。小谷元彦といえば1997年に「ファントム・リム」でデビューして以来、世界各国のビエンナーレに参加して2003年の…

合田佐和子個展

時代のミューズ 5月25日まで天王洲アイルのTEERADA Art ComplexにあるANOMALYにて合田佐和子の個展が開催されている。1959年に武蔵野美術学校に入学1963年に卒業後は唐十郎主宰の劇団「状況劇場」や寺山修司主宰の「天井桟敷」の舞台美術や宣伝などに参加し…

わたしの、東京

日本を代表するフォトグラファー 6月1日まで天王洲アイルのTERRADA Art ComplexにあるKOSAKU KANECHIKAギャラリーにて日本を代表するフォトグラファー鈴木親の写真展が開催されている。 国内外の雑誌で作品を発表する鈴木親は90年代よりエディトリアルやファ…

ボスコ・ソディ

素材の存在感 4月26日まで天王洲アイルのTERRADA ART COMPLEXにあるSCAI PARKにてBOSCO SODIの展覧会が開催されている。ボスコ・ソディは素材の存在感を前面に打ち出した作品で圧倒的な力強さと繊細さを表現するメキシコ出身の作家だ。おが屑や岩、土といっ…

FIXED CONTAINED

若手作家たちのグループ展 天王洲アイルのTERRADA ART COMPLEXにあるKOTARO NUKAGAギャラリーにて6月29日まで松山智一のキュレーションによるグループ展「FIXED CONTAINED」が開催中だ。アメリカをベースに現代を疾走する7人のアーティストの作品を展示する…

Tom Sachs

トム・サックスが同時開催中! 4月20日より東京オペラシティーアートギャラリーにてトム・サックスの展覧会「Tom Sachs TEA CEREMONY」が開催されているが今回はこの展覧会以外にも六本木の小山登美夫ギャラリーでの展覧会、駒込にあるIndoctraination Cente…

DIGITAL OBJECTS

山口真人さんの個展 4月24日までTURNER GALLERYにて山口真人さんの個展「DIGITAL OBJECTS」が開催されているので見に行ってきた。山口さんとはとあるご縁でご紹介いただき何回かオフィス兼制作スタジオにお邪魔させてもらい作品や制作風景など見させていただ…

MODERN WORKS

新しい家具屋 お仕事をお手伝いしているインテリアブランドのFrancfrancが新しい家具屋をオープンしてレセプションが開催された。MODERN WORKSと名付けられたこの新しいブランドは表参道にオープンして次は横浜にもオープンする。最近のFrancfrancは女性の一…

Bear Nature

実物大の熊 神宮前にあるギャラリーGallery38にてステファニー・クエールの展覧会「Bear Nature」が6月15日まで開催されている。英国マン島生まれの作家はロイヤル・カレッジ・オブ・アートで彫刻学修士課程を終了したのち現在は生まれ育ったマン島を拠点に…

Sea Both Sides

2人展 渋谷ヒカリエにある小山登美夫ギャラリーにて4月22日まで開催中の伊藤彩とリチャード・ゴーマンの2人展「Sea Both Sides」を見てきた。違ったタイプの作品を作る二人の作家だがそれぞれの作品にリスペクトを抱いているという。またお互いが海の近くに…

OKETA COLLECTION

素晴らしいコレクション 表参道のスパイラルホールにて現代アートのコレクターである桶田俊二・聖子夫妻のコレクション展「OKETA COLLECTION: LOVE @ FIRST SIGHTが開催されている。骨董のコレクションからスタートして草間彌生の作品との出会いから現代アー…

Bernard Frize

予測不可能なリズム 六本木のPERROTINギャラリーと広尾のカイカイキキギャラリーにてBernard Frizeの展覧会が開催中だ。様々な色を使ってい生み出される予測不可能なリズムが圧倒的な美しさを放つ作品は圧巻である。これまで見たこともないようなペインティ…

POP UP @ MAHO KUBOTA

SHUMOKU GALLERY 外苑前にあるMAHO KUBOTA GALLERYにて5月11日まで名古屋のSHUMOKU GALLERYのキュレーションによるPOP UP展が開催されている。名古屋の地で短い生涯を終えた日本のモダニズムを代表する洋画家の三岸好太郎や名古屋出身で後にニューヨークに渡…

進行的収蔵

コレクション展 六本木にあるOTA FINE ARTSにて4月20日まで大田秀則氏の収蔵品を展示したコレクション展「進行的収蔵」が開催されている。竹川宣彰、嶋田美子、アキラ・ザ・ハスラー、荒木経惟、丸山直文、ナム・ジュン・パイク、さわひらき、タン・ディシン…

空気の底

白金最後の展覧会 5月18日まで白金にある児玉画廊にて木下理子の個展「空気の底」が開催されている。白金のギャラリーはこの展覧会をもってクローズするということで今後は天王洲アイルの児玉画廊のみになるが、他の候補地も探しているようだ。白金での最後…

Cut and restrain

目覚ましい活躍 杉戸洋の展覧会「Cut and restrain」が六本木の小山登美夫ギャラリーで4月13日まで開催されている。1990年台初期から国内外において目覚ましい活躍を見せている作家の杉戸洋による新作展では古い感じの油彩の額縁に収めた絵画作品に加えて大…

Returnee

日本初の個展 銀座のGINZA 6にある蔦屋に併設されているギャラリーTHE CLUBにて6月12日までコア・ポアによる日本初の個展「Returnee」が開催されている。イラン系イギリス人の父を持つポアはロサンジェルスを拠点に活動するアーティストだ。ペインティングと…

香港アートレポートVol.10

GAGOSIAN GALLERY 香港アートレポートも今回で終わりだが最後にご紹介するのは世界一のギャラリーGAGOSIAN GALLERYである。1970年代80年代のニューヨークのアートシーンを盛り上げたリオ・キャステリやトニー・シャファラッジなどのギャラリスト達の次世代と…

香港アートレポートVol.9

HAUSER & WIRTH 香港には世界中から有名ギャラリーが集まってきていて今後さらなるマーケットの拡大が期待されるアジアへの玄関口のようになっている。HAUSER & WIRTHもそんな有力ギャラリーの一つでニューヨークはもちろん、ロンドン、イギリス郊外、ロサン…

香港アートレポートVol.8

David Zwirner スイス人のデヴィッド・ズウィルナー氏のギャラリーDavid Zwirner Galleryはこの10年ほどで最も躍進してきたギャラリーの一つだと言える。今ではニューヨークのチェルシーに二つ、アップタウンに一つと計三つのギャラリーを持つほか、ロンドン…

香港アートレポートVol.7

PearlLam Galleries 香港アートバーゼルの合間を縫って香港にある世界的なギャラリーを見て回ったのでここからはギャラリーの紹介をしたいと思う。パールラムギャラリーは20年以上前に中国発のギャラリーとして開かれ現在もアジアのアートシーンを刺激するギ…

香港アートレポートVOL.6

Art Basel Hong Kong 引き続き今年のアートバーゼル香港をお送りします! 色や形が面白いEddie Martinezの絵画作品。 ギャラリースタッフや関係者が待機するブースのテーブル。 言葉をオブジェ化する作家、Jack Piersonは人気がある作家だ。 曇りガラスの向…

香港アートレポートVOL.5

Art Basel Hong Kong 引き続き今年のアートバーゼル香港をお送りします! 草間彌生のオブジェ。やはり人気はまだ高い。 クリストファー・ウールのプリント。これでも数千万円はするはず。 かなり初期のクリストファー・ウールは数億円もする。 Tang Dixinの…

香港アートレポートVOL.4

Art Basel Hong Kong まだまだ沢山のアートとの出会いがあった今年のアートバーゼル香港から引き続きお送りします! 毎回驚かされるRobert Longoの緻密な鉛筆による写実画作品。 とても評価の高い作家Mark Bradfordの力強い抽象画。 何かと賛否両論はあるも…

香港アートレポートVOL.3

Art Basel Hong Kong 引き続き今年のアートバーゼル香港にて見て回った作品をお送りします! ジョナス・ウッドの大きな絵。もう信じられないほどの高値です。 アンディー・ウォーホルのシルク作品。何億円するのか。 ガゴジアンにあったUrs Fischerの作品。…