香港アートレポートVol.7

PearlLam Galleries

香港アートバーゼルの合間を縫って香港にある世界的なギャラリーを見て回ったのでここからはギャラリーの紹介をしたいと思う。パールラムギャラリーは20年以上前に中国発のギャラリーとして開かれ現在もアジアのアートシーンを刺激するギャラリーとしてアジアの作家はもちろん世界中の作家を紹介して来た。今回はニューヨークを拠点に活躍するLeonardo Drewという作家の陶芸作品を紹介していた。東洋の哲学に傾倒するという作家がここ数年間に幾度も滞在した中国に刺激を受けた作品も紹介している。香港に来て感じるのはやはりこの街がダイバーシティーに富んだ街であることだがこうしたギャラリーも世界基準で展覧会を企画しているように感じる。

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巨大な中国の陶磁器は無残にえぐられ金のかけらが飛び出している。

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この作家は既製品をリサイクルする場合もあるという。

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黒い地面に金が積もったようなダイナミックな陶芸作品。

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ここにも金の塊が。中国では金色は人気なのだそうだ。

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道路を上から俯瞰したような陶芸作品は荒々しい感じだ。