Returnee

日本初の個展

銀座のGINZA 6にある蔦屋に併設されているギャラリーTHE CLUBにて6月12日までコア・ポアによる日本初の個展「Returnee」が開催されている。イラン系イギリス人の父を持つポアはロサンジェルスを拠点に活動するアーティストだ。ペインティングと版画を主として制作する作家は絵画史からのイメージなどをリミックスして独自の絵画世界を作り上げる。ペルシャのミニチュア絵画や日本の浮世絵、アメリカの抽象表現やプリミティブな表現、東洋の山水画などイメージのソースは様々のように感じた。それらをキャンバスに版画のようなペインティングのような独特の風合いの画面として組み込んで新たな意味合いを発する絵画作品に仕上げるのだ。作家自身の多国籍なバックグラウンドも影響してこのカラフルでダイナミックな表現につながっているのだと感じた。

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様々なカルチャーのイメージが混ざり合った画面だ。

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整然とした強い様式美のような美しさを感じる作品もある。

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日本の古い地図からも影響を受けたりするそうだ。

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様々なイメージが織りなす独特の世界。カラフルである。

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北斎の版画を思わせるようなニュアンスの絵画作品だ。

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オープニングレセプションには作家も来日した。