Bear Nature

実物大の熊

神宮前にあるギャラリーGallery38にてステファニー・クエールの展覧会「Bear Nature」が6月15日まで開催されている。英国マン島生まれの作家はロイヤル・カレッジ・オブ・アートで彫刻学修士課程を終了したのち現在は生まれ育ったマン島を拠点に制作を続けている。自然豊かな農場で働き生活しながら自然の持つ多くの力に囲まれて制作のインスピレーションを得ているという。2年ぶりの展覧会では「クマ」に焦点を当て様々な熊の姿を力強く作り上げているがギャラリーにはなんと実物大の熊が粘土で作られて登場し驚かせられる。展覧会が終わったら壊されてしまうという3頭の熊の作品を是非見に行って欲しい素晴らしい展覧会だ。

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白い土で作られた熊の立像。荒々しく力強いが優しい感じだ。

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歩く熊の姿を作り上げた作品もとてもよく特徴を捉えている。

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熊の毛皮を被った女性の立像。粘土の盛り上がりが素晴らしい。

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この展覧会のためにギャラリーに作られた実物大の粘土の熊。

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かなりの量の粘土を用いて作られた熊は迫力十分。

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よく見るととても可愛い顔の表情をしているのがわかる。