Sea Both Sides

2人展

渋谷ヒカリエにある小山登美夫ギャラリーにて4月22日まで開催中の伊藤彩とリチャード・ゴーマンの2人展「Sea Both Sides」を見てきた。違ったタイプの作品を作る二人の作家だがそれぞれの作品にリスペクトを抱いているという。またお互いが海の近くに住んでいるとう共通点などもあって今回開催することになったこのユニークな2人展ではリチャード・ゴーマンの作品を見た伊藤彩がそれに触発されながら自分の作品を作るという面白い制作工程で完成した。そのため二人の作品はそれぞれ隣同士で展示され違った作風の作品が独立して輝きつつも互いに作用し合う絶妙な効果も発揮している。リチャード・ゴーマンのシンプルな色と形は奥深く伊藤彩の絵の色彩感覚は抜群である上に面白いアイデアと発想の企画展だと思ったのでオススメします。

f:id:hynm_ryota_tanabe:20190418134439j:plain

伊藤彩の絵の色彩の面白さ、美しさは格別だ。

f:id:hynm_ryota_tanabe:20190418134522j:plain

リチャード・ゴーマンのシンプルなフォルムと色の組み合わせは奥深い。

f:id:hynm_ryota_tanabe:20190418134631j:plain

それぞれの作品単体でも見応えがあるが対比させても面白い。

f:id:hynm_ryota_tanabe:20190418134718j:plain

伊藤彩はまずジオラマを作って撮影した写真を元に絵を描く。

f:id:hynm_ryota_tanabe:20190418134757j:plain

リチャード・ゴーマンの展覧会は6月2日まで茅ヶ崎市美術館でも開催中。

f:id:hynm_ryota_tanabe:20190418134905j:plain

伊藤彩がジオラマに使った人形オブジェなども展示していた。

f:id:hynm_ryota_tanabe:20190418134941j:plain

ジオラマに使われた様々な人形オブジェたちが可愛い。