NYアートリポートVol.14

GLADSTONE GALLERY

ニューヨークのチェルシー地区には沢山のギャラリーがあるが全フロアーギャラリーなんてビルが並んでいるのでギャラリーの総数は数百件にもあると思う。全ては見れないし多くのギャラリーは現代アート以外のアートを扱ったりしているので見て回るのはもっぱら路面にギャラリーを持っている現代アート専門のギャラリーだ。今では見たいギャラリーはほとんど決まっているので毎回それらのギャラリーをダウンタウン側からアップタウンに向けて効率よく右から左に道路を歩いてみて回る。GLADSTONE GALLERYも毎回必ず見て回るギャラリーだがこのギャラリーも近年のアートバブルの恩恵を受けたのかギャラリースペースの数を増やしている。今回のGLADSTONE GALLERYでは初展示となるアルゼンチンとスイス国籍のアーティストVivian SuterとDamian Ortegaのスカルプチャーを展示していた。この後もまだまだ沢山のギャラリーをご紹介するがいずれも個性的で気合の入った展示ばかりでチェルシーのギャラリー巡りは毎回楽しみである。

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Vivian Suterの展示風景。ギャラリースペースが広いからできる。

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ギャラリーの天井も非常に高く自然光が入るのも魅力だ。

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キャンバスのままの絵を様々に吊したり置いたりと面白い展示だ。

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色や形などなぜかとても詩的な感じがする作品だと思った。

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Damian Ortegaのスカルプチャー作品の迫力ある展示風景。

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砂の山の真ん中は通り抜け自由。サイトスペシフィックな作品。

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ねじれが加速してまた元に戻るようなスカルプチャー作品。

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ギャラリーは作品を最も効果的に自然に見せる場所としてある。