NYアートリポートVol.15
HAUSER&WIRTH
現在、ガゴジアン、デッヴィッド・ズィナー、ペースとこのハウザー&ワースの4つのギャラリーはギャラリー界の4つのスーパーギャラリーと言われている。ギャラリーの規模や抱える作家の数の多さ、そしてそれらの作家のレベルなどあらゆる点でこれらのギャラリーは秀でているのだ。今回訪れた時には1階のギャラリースペースでLorna SimpsonのNYのギャラリーでの初の展覧会を開催していたが2階のギャラリースペースはまるでミュージアムのような雰囲気に立派な壁や小部屋を作ってイタリアの巨匠Piero Monzoniの展覧会を開催していた。ニューヨークには様々なギャラリーがあるがいつもこの4つのスーパーギャラリーの展示は注目である。
ニューヨークにはアップタウンにもギャラリーがある。
とにかくまずサイズが大きいので圧倒されるペインティングだ。
氷山だろうか?青い色がとても美しくインパクトがある。
Lorna Simpsonは30年以上のキャリアを持つアーティストだ。
性別や人種などが作品のテーマの中心にある作家である。
ギャラリースペースが巨大なので大きな作品も余裕である。
ここまで大きな作品を作れるのも羨ましいが買う人がいるのが凄い。
コラージュ的な手法も多く用いる作家だがこれも顔が重なっている。
引きで見るとどれだけギャラリースペースが広いかよくわかる。