8/03ART GALLERY
ギャラリー最後の展示
NYアートリポートはまだ続くのだがここで東京のアートの話題を一つ。渋谷ヒカリエ8階に小山登美夫氏がオープンしていた8/03ART GALLERYが今回の展示で閉まると聞いたので見に行ってきた。ギャラリー最後の展示は小山登美夫ギャラリー所属の作家たちのグループ展で今まで様々な作家の展覧会を披露してきたこのギャラリーの最後を飾るにふさわしい展示となっている。今後は六本木のギャラリーだけの展開になるのだと思うがいかなる経緯でヒカリエのギャラリーをやめて六本木だけにしたのか、または他に構想などあるのかは小山さんにあった時にでも聞いてみたいと思う。
大人気の写真家、ライアン・マッギンレーによるポートレート。
なんとも不思議な世界観の絵を描く作家、国川広の作品。
好きな作家の一人でもある大野智史の新たな感じの絵画作品。
陶芸家、岡崎裕子の繊細な花びらのような描写が美しい大皿。
井上有一による書は花の一文字が踊るように書かれた傑作。
とてもファンの多い作家である工藤麻紀子によるペインティング。
ダイナミックな表現力が評価の高い桑田卓郎の陶芸作品。
小山登美夫さんは早くからダミアン・ハーストを扱ってきた。
オペラシティーでも個展を開催中のトム・サックスの作品。
僕も一点所有しているが若くして他界した中園孔二の作品。