NYアートリポートVol.1
FRIEZE NEW YORK
今年もニューヨークにアートフェアのFRIEZE NEW YORKを見に行ってきました。この時期にはTEFAFというアートフェアも開催されるのでそれも見てついでに最新のギャラリー展示も回ってきました。NYアートリポートとしてその全てお見せしますがまずはアートフェアのFRIEZE NEW YORKからご紹介。スイスで始まってマイアミ、香港とフランチャイズしているのがART BASELですがこのFRIEZEはロンドンとニューヨークで毎年開催されています。BASELがスイス銀行主催ならFRIEZEはドイツ銀行主催と海外では銀行がアートフェアを主催していてこれはアートが投資や資産として重要だということを銀行が認知しているからでもあるのです。こうしてアートを世界規模のマーケットでやり取りさせて結局は銀行のメリットになっているわけですが銀行自体も現代アートのコレクターでその規模はスイス銀行が世界一で二番目がドイツ銀行、三番目がルイ・ヴィトングループというのを知ると世界のアートマーケットの実態が少し理解できるような気がします。さて、ここからはFRIEZE NEW YORKの会場で見た最新の現代アートをご紹介します!
FRIEZEはマンハッタンの上の方にあるランダルズ島で開催される。
アートフェアに必ずあるJAUME PLENSAの平べったい顔の像。
大きめなALEX KATZのペインティング。数千万円はするはずだ。
このペインティングもALEX KATZで小さいがなかなかいい作品。
内臓?みたいな面白いオブジェはMATTHEW RONAYによる作品。
MATTHEW RONAYによるカラフルで奇妙なオブジェたちが並ぶ。
ALVARO BARRINGTONによるオブジェのようなペインティング。
MATTHEW LUTZ-KINOYによるペインティングは古典的な感じ。
会場には沢山の人が訪れるが家族連れも多いのは素晴らしい。
AGNIESZKA KURANTの作品は品物を標本みたいに並べている。
これもアート作品?ファッションアイテムとして欲しい一品。
BOOK SHOPが手頃なプリントやポスターなどを売っている一角。
こうして商品的に並べられるとインテリアショップみたいだ。
東京のペロタンでも展覧会があったBERNARD FRIZEのペインティング。
村上隆のペインティングもあったが今となってはかなりの値段だ。
IZUMI KATOの作品もあったが海外でも人気のようである。