NY ARTリポートVol.6
様々なギャラリー5
ロンドンの老舗ギャラリーLISSON GALLERYとスイスのギャラリーHAUSER&WIRTHもチェルシー地区にギャラリーを構えている。世界的に展開するこれらのギャラリーは常に見ごたえのある展示をしていて目が離せないギャラリーだ。LISSON GALLERYの所属アーティストにはAi Weiwei、Dan Graham、Anish Kapoor、Lee Ufan、Sol Le Witt、Tony Ouslerなどそうそうたるアーティストが名を連ねる。今回はイギリス出身の人気作家Julian Opieの新作展を開催していた。一方のHAUSER&WIRTHもRita Ackerman、Louise Bourgeois、Martin Creed、Andy Hope1930、Roni Horn、Mike Kelly Foundation for the Artsと素晴らしい所属作家を誇っている。マイク・ケリーのように作家が他界して財団が運営している場合はMike Kelly Foundation for the Artsと契約している場合もある。今回展示していたドイツの作家Gunther Forgの場合も作家が既に他界しているので2018年にギャラリーが作家のEstateと所属契約を結んで実現した展覧会となっていた。いずれのギャラリーも素晴らしい大きさのスペースを持っていて作家はもちろん作家の財団なども作品展示および販売を任せたいと思うに違いない。
LISSON GALLERYのエントランスはガラスドアで開放的だ。
Julian Opieの新作展を開催していた。新素材で作られた作品だ。
新素材はAuto paint on aluminiumということでアルミのようだ。
とにかく広いギャラリーのスペース。ここならいい展示ができる。
ギャラリー内には自然光も入るので開放的な空間になっている。
元はスイスのギャラリーだがロンドンやLA、香港などにもある。
ドイツ人作家Gunther Forgの作品展。広いスペースが生かされる。
壁面も大きいので大作も余裕で展示できるのが素晴らしい。
ギャラリーは1階と2階があって共に巨大なスペースである。
縦およそ3メートル横5メートルといったような大作も大丈夫。