NY ARTリポートVol.4
様々なギャラリー3
このMathew Marks Galleryも比較的前からチェルシー地区にギャラリーを構えるがMathew Mark氏は以前にGAGOSIANにいたと聞いたことがある。そんな実力派のギャラリストだけに所属作家も素晴らしくThomas・Demand、Robert・Gober、Nan・Goldin、Gary・Hume、Ellsworth・Kelly、Brice・Marden、Terry・Winters、Jasper・Johnsと有名どころがズラリと名を連ねる。今回はポップアートの巨匠、Jasper・Johnsの新作絵画とドローイングを展示していて凄いなと思った。また、もう一つのギャラリーではMAGIC BEN BIG BOY と題したLUTZ・BACHER、NAYLAND・BLAKE、VINCENT・FECTEAUによるグループショーを展示していてこちらも見ごたえのあるユニークなグループショーだった。いつも素晴らしい展示をしているチェルシー地区にアートを見に来た際には絶対に外せないギャラリーである。
88歳になるポップアートの巨匠は今も精力的に絵画を制作している。
ステンシルを使った文字や考察的な描き方は今も特徴的だ。
ドクロを描いた絵はドローイングでシリーズ化もされていた。
非常によく描きこまれた絵画作品は一体いくらするのだろうか。
MAGIC BEN BIG BOYというグループショーはどこか風刺的だった。
壁面に沢山の可愛い猫ちゃんの山盛り作品が出来上がっていた。
ギャラリースペースを使って作品の相対的な配置を作り出す。
こちらはやはり壁面に貼られた猫ちゃんとE.Tのイメージだ。
ギャラリー奥の壁コーナーにドーンと置かれたぬいぐるみ作品。