NY ARTリポートVol.3

様々なギャラリー2

今回の目的であるアートフェアの前にチェルシーの様々なギャラリーを紹介したいのだが、選抜してもかなりの数になるので数件づつ紹介してみたいと思う。まずソーホー地区からチェルシー地区にギャラリー街が移動し始めた比較的早い段階からオープンした二つのギャラリーをご紹介したい。LUHRING AUGUSTINEギャラリーだが日本人作家の森村泰昌さんが所属している他に有名なアーティストだと写真家のLARRY CLARKや大人気のペインターCHRISTOPHER WOOLなどもこのギャラリーの所属作家だ。今回はCHRISTINA FORRERという作家の展覧会をしていたがタペストリーで作品を表現するユニークな作家で今回が初めてのソロエキシビションだった。もう一つのギャラリーはMETRO PICTURESでここには以前ブログにも書いた作家のANDY HOPE 1930なども所属している他、ROBERT LONGO、CHINDY SHERMAN、GARY SIMMONSなど大物作家も所属している。今回はとても好きな作家の一人であるJIM SHAWの展覧会を開催していてとても良かった。そしてBOESKYギャラリーの展示はHANS OP DE BEEKという作家でリアルな立体作品だった。今後もこんな感じでしばらくチェルシーのギャラリーを詳しくご紹介してからアートフェアのリポートをいたします。

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CHRISTINA FORRERのタペストリー作品。独特の手法である。

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ユーモラスな人物画をタペストリーで表現する。色使いも面白い。

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沢山の人物が絡み合う漫画のような構成の画面が特徴的だ。

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METRO PICTHURESのJIM SHAWの作品。素晴らしい模写力。

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絵の中央の乳母車の部分だけが立体的な不思議な作品だ。

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アメリカンカルチャーを独特なタッチで風刺的に描く作家だ。

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BOESKYギャラリーの展示はHANS OP DE BEEKという作家のオブジェ。

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リアルに作り込まれた小さなサイズの裏庭の様子。面白い。

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実物大に近いかなりの大きさの立体作品だが非常にリアルだ。