香港アートツアーVOL.1
巨匠アーヴィング・ペン
香港に出張があったついでにギャラリー巡りをしてきたのでいくつかのギャラリーを紹介したいと思う。香港はアートバーゼルも開催するほど現代アートのアジアへの窓口的な街になったと思う。当然だが世界的なギャラリーも次々とギャラリーをオープンして世界的にも重要なマーケットとなった。今回は短い期間の滞在だったが見れる限りのギャラリーを駆け足で見て回ったのでご紹介したい。まずは世界的ギャラリーであるPACEで開催していた巨匠アーヴィング・ペンの展覧会だが今でも色褪せることのない美しいプリントには驚かされる。ファッションはもちろん様々な民族や著名なアーティスト、タバコの吸殻まで撮ったそれらの写真の力強さと魅力にさすがアーヴィング・ペンだと改めて感銘を受けた。
セルフポートレート?茶目っ気のある作家だったのだろう。
世界の様々な民族をそのままに見事な美しさと尊厳で映し出した。
ファッションフォトグラファーとしても素晴らしい功績を残した。
ただの綺麗なファッション写真ではなくスタイリッシュだった。
タバコの吸殻もペンにかかれば素晴らしい写真作品になる。
鉄くずのようなオブジェクトを並べただけでなぜか美しいからすごい。
同時代に生きたアーティスト達の写真が多い。イサム・ノグチ。
ジョージア・オキーフも素晴らしい表情で映し出された。
羊を抱える少年。民族衣装が特徴的だが純粋な目が美しい。