High Times

リチャード・プリンス

チェルシーに2つあるガゴジアンギャラリーのもう1つのスペースではリチャード・プリンスによる最新作「High Times」が展示されていた。こちらのギャラリースペースも広大でまるでミュージアムといった雰囲気である。リチャード・プリンスといえばキラーナースシリーズなどアートフェアで見かけたがすごい金額でびっくりしたがアメリカンカルチャーやポプュリズムを様々な形で作品として表現してきた作家である。生きている作家ではゲルハルト・リヒターやジェフ・クーンズ、ダミアン・ハーストなどと並んで人気が高く作品もかなりの高額になる作家だ。子供の描いた絵のような、またはドラッグでハイになった人の描いた絵のような新作はギャラリーを埋め尽くしていて大きな作品は巨大である。これを買える人たちが世界中にいてそういう人たちを相手にガゴジアンギャラリーは凄いスケールのビジネスを続けていくのだろう。

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High Timesの巨大な絵が並ぶギャラリーはミュージアムのようだ。

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広いギャラリーに延々と新作が展示されている様は圧巻である。

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この作品など高さだけで5メートルほどもあろうか。家に飾れない。

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ギャラリーには絶えず多くの人が見にきている人気ぶりである。