マイアミアートバーゼルリポートVol.10
NADA
ギャラリーやアートディーラーなどが所属するニューアートディーラーズアライアンスが企画しているアートフェアNADAはマイアミ以外にもニューヨークなどでも開催されるフェアである。歴史もあるしそれなりの権威もあるフェアだと思うがギャラリーとディーラーが主催するだけに展示作品は作家の個性が強いものが多く時に見ててあまりにも荒削りだったり地味だったりもする。このフェアも昨年からはアイスパレススタジオなるお洒落な会場に移転して開催しているが今回もすぐに売るのが難しい作品が多かったように思う。バーゼルやアートマイアミがアートの売れるフェアで派手すぎるというのもあると思う。ここでは腰を据えてギャラリーオーナーやディーラーなどとじっくり話せるチャンスを生かすのがいいかもしれない。
いかにもマイアミという感じのアイスパレススタジオのお庭。
個性的な作品が多くて面白いが時に難解すぎたりもする。
ギャラリーが一押しの作家の作品を展示販売する場である。
ブックショップ的なギャラリーも展示販売を行っていた。
この絵はギリシャの女性作家だというがなかなかいいと思った。
この陶芸作品もいいなと思ったが大きいので運ぶのが大変かも?
意欲的な作品展いいが多いので作家の制作意図など聞くのもいい。
ギャラリーのスタッフが常駐しているので気軽に話しかけられる。
メディアアートも近年増えて来ている。展示方法もユニークだ。
NADAショップでは色々な限定アイテムを販売していた。
中庭にはカフェやくつろげるスペースも充実していた。