マイアミアートバーゼルリポートVol.9
Untitled
アートバーゼルマイアミの期間中に開催されるサテライトフェアでも比較的に新しく洗練された感じがするのがUntitled Miami Beachだ。このフェアの会場は文字通りマイアミのサウスビーチの砂浜の上に建てられた巨大な白いテントにて開催される。窓の外はすぐに白い砂浜のビーチと青い海が広がる光景はアートとはミスマッチな感じでマイアミらしいフェアである。ここでは主に世界中から中堅どころのギャラリーがそれぞれに抱える作家の作品を展示販売する。将来的にいい感じかもしれないアーティストの発掘やギャラリーとの繋がりを持つにはかなり有効的なフェアだと思う。会場のデザインもシンプルで洗練されていてビーチに面して設けられたカフェも超お洒落なので楽しい訪れるのがフェアだと言える。
サウスビーチの砂浜の手前は緑の芝生とヤシの木が美しい公園だ。
砂浜に設けられたウォークウェイを歩いて会場の入り口へ。
学校での銃乱射を題材にした作品はスクールバスを銃の形に切り取る。
中堅どころのギャラリーが野心的な作家の作品を展示する。
写真集の出版会社もブースを出して販売していたりする。
巨大なテントはかなり立派で延々と奥まで続く。
まるで溶けて落ちたような不思議な絨毯はユニークな作品だ。
それぞれのギャラリーが思い思いの展示で趣向を凝らす。
こちらの会場ももちろんわんちゃんOK。アート楽しんでる?
海の見えるビーチサイドには開放的なカフェがあり休憩も楽しい。
延々と続くマイアミビーチの白い砂浜。ここは南国だったのだ。
カフェのしつらえも植物や花を多用していてお洒落だ。
カフェの食べ物も雰囲気もかなりのハイレベルで素敵だった。
手の込んだセットを持ち込むギャラリーなどもあって面白い。
なんちゃってジェフ・クーンズみたいな作品もあってちょっと笑える。
シャンパンを販売する移動式のベンダーもお洒落だった。