HARUMI’S SUMMER
パルコ世代
6月6日から8月25日まで銀座にあるギンザ・グラフィック・ギャラリーにてイラストレーターの山口はるみ展が開催されている。山口はるみの作品を見るのは渋谷パルコの閉館最後の展覧会以来だが今回はギャラリーの中央にプールのある1階は「SUMMER」がテーマで地下はグラフィックデザイナーのYOSHIROTTENが山口はるみの今までの代表作を壁一面にグラフィカルに再構築するという趣向だ。1970年代終わりから80年代にかけて、パルコの宣伝とともに華々しく現れた山口はるみのイラストレーションはパルコ世代の僕にとって本当に衝撃的だった。エアーブラシという手法も初めてだったしああいう躍動感ある女性像を絵にするイラストレーターもそれまではいなかったと思う。今見てもちっとも色褪せないのは彼女の作り上げた作品世界が本物であった証だと思うし今もそしてこれからもきっとずっと「新しさ」という独自の雰囲気を持ち続ける作品だと思う。この夏は是非皆様も山口はるみで更にホットに過ごしていただきたいです。
プールのある1階のテーマはSUMMERといったところだろうか。
女性が艶かしく泳ぐ姿はPARCOの宣伝に使われたイラストだ。
YOSHIROTTENが今までの代表作を壁一面にグラフィカルに再構築。
真ん中にはショーケースが置かれ今までの印刷物なども並んでいた。
エアブラシという新しい手法で斬新でポップなイラストが現れた。
山口はるみ作品集「Harumi Gals」は僕も持っています!
可愛くてセクシーでアクティブな女性像は新鮮だった。
エレガントでセクシーな女性の広告にショックを受けたものだ。
渋谷PARCOが時代を牽引していた時代の代表的なイメージだった。
下着の女性が堂々と素敵なイラストになったのは初めてだったのではないか。
絵の才能はもちろんだがエアブラシのテクニックにおいても凄い!