Through the glasses
「絵画」の展覧会
渋谷ヒカリエの8/02/CUBEスペースにてコンテンポラリーアートアイが明日の5月30日まで開催されている。絵画好きな自分としては見逃したくないこの「Through the glasses」と題された「絵画」の展覧会をギリギリで見に行けた。今回がVol.9となるコンテンポラリーアートアイだが日本の若手で元気のあるギャラリーによる「絵画」展は小山登美夫氏の監修で企画された。KAYOKOYUKIからは西村有と富田正宣、HAGIWARA PROJECTから今井俊介とアラン・ビルテレースト、そしてSatoko Oe Contemporaryから池崎拓也と鹿野震一郎の6名の作家が参加して「絵画」作品を展示していた。それぞれ個性的な作品で面白くクオリティーも素晴らしい作品ばかりだったがKAYOKOYUKIで気になっていた作家の西村有と初めて見た抽象画の作家の富田正宣の作品を思わず購入してしまった。もうすぐ誕生日だし、少し早い自分へのプレゼントというわけだが、作家たちにとっては作品が売れることこそが作家で生活していけるか否かの大切な生命線なので少しでもお役に立てればと思う次第。それにしても将来楽しみな作家ばかりでとてもいい展示だった。会期は明日までなので見たいという方はヒカリエに是非!
鹿野震一郎の作品は対象物の丁寧な描写が素晴らしい。
今井俊介の作品はカラフルで大胆かつグラフィカルな画面構成だ。
抽象画の作家の富田正宣の作品。これはすでに売れていた。
池崎拓也の作品。彼はパッチワークやポスターなども使う。
これもすでに売れていた西村有の作品。小山登美夫氏も何点か所有。
アラン・ビルテレーストの作品は小さいが綿密に作られている。