NADAへ
新たな場所で
NADA(The New Art Dealers Allianceの略)とはニューヨークで発足したアートディーラーの団体でニューヨークでもアートフェアを開催している他にここマイアミでも毎年マイアミアートバーゼルの時期にアートフェアを開催している。今回からは場所を新たにアイスパレススタジオという建物に引っ越して開催されたがマイアミらしい味のある佇まいの建物で中も広くとても見て周りやすかった。
いかにもマイアミという感じのヤシの木と新しい会場の建物。
オープンなカフェエリアは皆の休憩や交流の場となっている。
一番大きなスペースはソファや椅子も置いてありゆったりしている。
ブースでは作品の展示販売の他にトートなどのグッズも売っていた。
ギャラリーの前に椅子とテーブルを出してカジュアルな雰囲気だ。
可愛いカフェコーナーではコーヒーの他にも様々なドリンク類が買える。
左右にブースが展開している会場内で話す人たちには活気があった。
新進気鋭のアート
NADAの特徴は新進気鋭のアーティストを紹介するギャラリーが多いことで現代アートのこれからを担うような作家を積極的に取り扱うギャラリーが多い。NADAに加盟するには招待されなければならず、ボードメンバーの許可で初めてメンバーになれるだけあって参加ギャラリーはそれぞれに個性豊かな精鋭揃いだ。日本から小山登美夫ギャラリーも参加していたので応援がてらブースを訪れたが、もっと日本からも他のギャラリーにも参加してほしいフェアだと思った。
ちょっと政治的なメッセージが感じられる作品も多い。
個性的な若手の作品展示が多くてなかなか興味深いフェアである。
不思議な感覚に襲われるこのペインティングは結構気に入った。
既に売れている作家の作品ではなくこれからの作家の作品が多い。
インパクト勝負な作品も多いのがこのアートフェアの特徴だ。
この作品も結構気に入った一つで色と形が面白いと思った。
小さな作品だったけどなぜかとてもユニークで気になる作品。
日本からは小山登美夫ギャラリーが参加し若手作家とモノ派を展示。