ファミリーの財団

ルベル・ファミリーコレクション

ペリッツ・ミュージアムの次に向かったのは「Rubell Family Collection Contemporary Art Foundation」という長い名前の財団が運営するスペースだ。ギャラリーと呼ぶには大きすぎるのでミュージアムと捉えた方がいいと思われるこのルベル・コレクション、その名の通りルベルさんというお金持ちのファミリーが運営する現代アートのコレクション財団だ。体育館二つ分くらいはあろうかという広々とした1階のスペースには大作の絵画作品が展示され、幾つもの部屋に分かれた2階でも斬新なアート作品が展示されていた。

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不思議な人形のアートが目を惹くファンデーションのバナー。

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緑に覆われた外壁、この中に巨大なスペースがある。入場無料。

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巨大な展示空間を誇る1階の展示スペース、素晴らしい規模。

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アリソン・ザッカーマンという作家の巨大な絵画が展示されていた。

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同じく1階の奥にはいくつもの部屋に分かれた展示スペースがあった。

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シュールっぽくて面白い表現がすごく気に入った絵画作品。

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コンセプチャルな作品は、リアルでちょっと怖い感じでした。

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こちらの作品も何を言いたいのか?ちょっと怖い系の作品でした。

屈指のアート財団

1964年の設立というからずいぶん歴史もあるこのルベル・コレクションは7000以上の現代アートをコレクションしていてマイアミのスペースで展示する他にも美術館への貸し出しなども行なっているという。また、このアメリカでも屈指のアート財団にはライブラリーもあり4000冊以上の所蔵本を誇り現代アートのリサーチの場としても素晴らしい機能を持っている。日本には現代アートに特化したここまでの規模の財団施設はないのでとても羨ましいと感じた。さて、次はアートマイアミに行きます!

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2階へ上がると大きなパネル状のサルがお出迎えしてくれました。

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女性の股間でくるみを割って食べてもいいという作品。不思議。

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すごくリアルな彫刻が並ぶ空間、生きているみたいにリアルだった。

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この作品もちょっと怖かった。でもコレクションの懐が深い。

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この作品は有名で以前にどこかのアート本で見たことがあった。