ルーブル美術館・前編
美の宝庫!
パリ最終日に遂にルーブル美術館を見に行くことが出来た。パリといえばやはりこの美術館が最大の魅力だけど行ってみたら自分も含めて観光客が多いのに改めてびっくりした。小さなエッフェル塔のキーチエーンみたいのを片手に大量に持って売っている黒人たちがいて多分アフリカからの移民だと思うけど結構アグレッシブに売り込んできてちょっと怖いほど。でも美術館内に入るとそこはやっぱり美の宝庫と言われるルーブル美術館だけに歴史的にも重要で有名な名画や彫像が沢山あった。
3階は空いていた
1階にはやたらと人が多いけど、2階3階と上がるにつれて人は少なくなり3階はかなり空いていたのでゆっくりと名画を見ることができた。ルーベンスの部屋が閉鎖中だったのが残念だけど、美術の教科書で見た覚えのあるような有名な絵や彫像が次々に見られて幸せな時を過ごせた。モナリザと並んでルーブルにいるもう一人の美女と詠われるアングルのオダリスクの絵の前など誰もいなくてびっくりした。ルーブルには美女の絵が実は沢山あるので美女の絵を探しながら歩くのも面白い楽しみ方だ。街中が中世みたいなフィレンッエもすごかったけどこんなに沢山の素晴らしい美術品を所蔵した美術館があるパリって凄いなあと改めて感心した次第です。
IM PEIによるピラミッド型の入り口、雨でも人は多い。
いきなり巨大なドラクロワの作品が目に飛び込む。すごい迫力。
フランス市民の独立戦争を描いたこれ絵も世界的に有名だ。
奥まで延々と続く回廊の両脇に沢山の名画が展示してある。
ラファエロによる幸せそうなマリアとキリストの絵もあった。
こちらはレオナルド・ダ・ヴィンチの幸せな家族の図。
先日ダ・ヴィンチの絵が510億落札したが、これはいくらかなあ。
実に美しいギリシャの彫像。美の宝庫の象徴的な存在だ。
アングルのオダリスクは空いてる館内でひっそりとこちらを向いていた。
これも超有名な絵だけど誰もいないのでじっくり独り占めで眺めた。
ハーレムを描いた幻想的な絵は珍しい丸い画面。
作者は分からないけどヌードや美人画が多かったので撮影。
巨大な絵の前に座って眺める人たち。贅沢な時間である。
このヌードもすごく艶かしくていい絵だった。