フィレンツェ紀行1
ベニスから電車で
ベニスもひと段落してパリに移動する前にせっかくだからとフィレンツェへ1泊で行くことにした。ベニスから電車に乗って約2時間の旅はあっという間である。メディチ家の中世都市であるフィレンツェに来るのは約20年ぶりで街のお店などの印象は記憶とは違っていたが中世の教会や建物はそのままだった。ルネサンスが花開いた時代にはミケランジェロやボッティチェッリなど数々の芸術家が活躍して素晴らしい芸術を残した街だ。
まずはウフィッツイへ
フィレンツェに来たら色々あるがまず見たいのは何と言ってもウフィッツイ美術館である。この美術館には名画がたくさんあるがボッティチェッリのヴィーナスの誕生とプリマベーラは特に有名で大好きな絵である。ミュージアムも改装が進んだようでこうした重要な絵は特別な白い壁面に埋め込まれるように展示されていた。ダヴィンチの「受胎告知」もそんな扱いの重要な絵だったがこれは本当に美しくそして科学者だったダヴィンチらしく非常にリアルに描かれていた。ミケランジェロの絵もあったが肉感が彫刻を思わせるような感じだった。さて、次はあのミケランジェロの傑作ダビデ像のあるアカデミア美術館に行きます!
中世から変わらぬ街にはいたるところに彫刻がある。
ウフィッツイ美術館も改修工事がされていた。
美術館の回廊は彫像と装飾で埋まっている。
ダヴィンチの「受胎告知」非常にリアルに描かれている。
ミケランジェロの幸福な家族の絵は彫刻みたいだ。
最近修復を終えたダヴィンチの作品を見る人たち。