ベネチアグラスの魅力

ムラノ島へと向かう

ベニスといえば有名なのがベネチアガラスで街のいたるところにあるおみやげ屋さんでは小さいアクセサリーから大きな壺みたいなもの、照明など様々なガラス製品を売っている。そんなベネチアガラスはベニスの隣にあるムラノ島に密集する工房で作られる。1500年という歴史を持つベネチアガラスだが技術の流失を恐れたベニス政府が全ての工房をムラノ島に集めたことでこの島がベネチアガラスの島となったのだそうだ。

 

ムラノ島の日本人

そんなムラノ島にベネチアガラスのデザイナーとして日本人で工房を構える作家の土田康彦さんと知り合う機会があり彼の工房やアトリエを訪ねてムラノ島に渡った。大きな工房では歴史が育んだ技術を様々にアレンジして毎日新しい商品を開発しているがその現場を見せてもらった。また、日本に向けて開発している意欲的な作品も見せてもらった。日本から遠く離れたベニスで活躍する日本人がいるとはなんとも誇らしい思いだ。

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ムラノ島へは船で約20分程度だ。

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和菓子のお皿に製作している新製品。

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アーティスティックなデザインの壺。

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工房の釜の火は365日絶やさないという。

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巨大なシャンデリアは圧巻。

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土田氏の素敵なデザインは人気だ。