水の都ベニスへ!
迷路のような街
さて、なんと10年ぶりにイタリア北部に位置する水の都ベニスにやって来ました。ベニス島には車がなくて移動手段は歩くか水上バスに乗るしかないため有名なサンマルコ広場の近くにあるホテルへはベニス駅から水上バスに乗っての到着です。狭い石垣の路地と街中に張り巡らされた水路がベニスの特徴で水の都の異名はここから来ているのですがまるで迷路のような道は方向感覚を失うほどに入り組んでいます。
ベニスに来たらここ!
今回は2年に一度開催されているベネチアビエンナーレを見るためにベニスまで来たのですがまずはベニスといえばここというくらいに有名なハリーズバーで食事をしました。このレストランはベニス生まれで今では世界中に支店もある人気のレストラン。特に新鮮な桃とシャンペンをカクテルにしたベリーニはこのお店で発明された飲み物でとっても美味しい。またよく耳にするカルパッチョもこのお店で生まれた食べ物。その由来は昔ベニスに来ていた病気で食欲のない貴婦人のために先代オーナーが精のつく生肉をマヨネーズで食べやすく提供したのが始まりだとか。カルパッチョという名前はその貴婦人が好きだったイタリアルネッサンスの画家カルバジオから命名されたと言います。さて、明日からのアート三昧の前に美味しいイタリアンと甘酸っぱいベリーニで乾杯です。
水の都では移動は全てボート。
入り組んだ道と水路は迷路のようです。
狭い水路を巧みに進むゴンドラ。
マヨネーズ味の元祖カルパッチッョ。
細いパスタのグラタンは歯ごたえがいい。
イカスミのリゾットもベニスの名物。
白身魚のソテーはケッパー風味。
肉料理にはソテーした野菜が添えられます。