Rods and Cones

Mungo Thomson

NYアートリポートはまだ続くがここで国内の展覧会情報をお伝えしたい。6月29日まで表参道にあるMASAHIRO MAKI GALLERYにてMungo Thomsonの展覧会「Rods and Cones」が開催されている。安価なチラシの矛盾点や視覚的な構造に着目して作られたトムソンの代表的なシリーズという作品はたくさんの色の違うドットによって表現された作品となっている。ロサンゼルスを拠点に活動するアーティストとのことだが今回初めて知るアーティストで作品の洗練さや完成度はなかなか素晴らしいものがあった。しかし何よりも驚いたのは多くの作品が値段は数百万と決して安くはなかったのだがレセプションの日にすでに売れていたことだ。

f:id:hynm_ryota_tanabe:20190612131735j:plain

作品はかなり大きなキャンバスだが売れているのもあって驚いた。

f:id:hynm_ryota_tanabe:20190612131817j:plain

安価な広告チラシなどをインスピレーションに作品は作られる。

f:id:hynm_ryota_tanabe:20190612131852j:plain

沢山の色のついたドットによってイメージが浮かび上がる感じだ。

f:id:hynm_ryota_tanabe:20190612131937j:plain

シルクスクリーンだと思うがこのドットの手法は面白い。

f:id:hynm_ryota_tanabe:20190612132013j:plain

この作品などはすごく大きくて日本の家で飾るのは大変そうだ。

f:id:hynm_ryota_tanabe:20190612132051j:plain

小さな額装された作品もあってこれは手頃なサイズだと言える。

f:id:hynm_ryota_tanabe:20190612132121j:plain

初めて聞く作家だが初日のかなりの数の沢山の作品が売れていた。