Pop-up Dimension

4人の作家によるグループ展

11月24日まで白金にある児玉画廊にてグループ展「ignore your perspective47」「Pop-up Dimension/次元が壊れて漂う物体」が開催されている。初の参加となる石場文子と佐々木耕太に大槻英世と佐藤克久を加えた4人の作家によるグループ展だ。このグループ展シリーズでは毎回テーマを掲げてそれに沿った作品を展示するのだが同じ空間に異なった作家達が同じテーマで制作した作品が展示されるのは見る側にとってとても面白い。今回も「Pop-up Dimension/次元が壊れて漂う物体」というテーマのもとにそれぞれの作家が意欲的な作品を制作発表している。コンセプチュアルなテーマをそれぞれが独自の考えを持ってユニークな作品へと昇華させるというのは大胆な試みである。

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佐藤克久の作品は大胆な展示方法と見事な色彩が印象的だ。

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貼られたマスキングテープが実は描かれているという大槻英世の作品。

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重なり合う色が新しいイメージを作る佐藤克久の作品。

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色と形の実験的なインスタレーションのような佐藤克久の作品。

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被写体に黒い輪郭線を描いてコラージュのように撮影する石場文子の作品。

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そこに置いてあるものが黒い輪郭線でコラージュのように見せる。

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白いキャンバスに影のラインを描いた佐々木耕太の作品。