新素材X旧素材

新素材研究所

天王洲アイルにある寺田倉庫建築倉庫ミユージアムにて1021日から1月14日まで杉本博司氏による「新素材X旧素材」展が開催されている。現代美術作家の杉本博司氏が長年の作家活動の中で独自の建築を確立するために必要に迫られて設立した新素材研究所。その結果、杉本博司は数々のユニークな素材を掛け合わせた建築を生み出し続けているが昨年には公益財団法人小田原文化財団の施設も完成させた。ギャラリー棟、待合棟、茶室、門、石舞台など複数の施設で構成される杉本博司の美意識の集合体のような施設は圧巻である。今回の展示ではそういった杉本博司の建築の仕事を紹介しているが日本が生んだ世界的な現代美術家杉本博司の制作の源泉が垣間見れる展示となっている。

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ランドスケープの模型と背後には杉本博司による水平線の写真。

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沢山の素材サンプルや建築の模型などが並ぶ展示会場内。

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氷のような見た目のガラスでできた階段の写真。美しい眺めだ。

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ユニークな形状の建築の模型も数多く展示してあった。

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杉本博司といえばこの竹ぼうきを使った壁が有名だ。

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余興に歌を歌って見せる杉本博司氏。ご機嫌である。