ignore your perspective 46

伏魔殿

天王洲アイルTERRADA Art Complexにある児玉画廊にてグループ展「ignore your perspective 46」が開催されている。「Pandemonium(伏魔殿)」と題された今回のグループ展では取り扱う作家を前期と後期の二期に分けて展示する。児玉画廊はまだ無名の若手の作品や大胆で売れにくい作品、大掛かりなインスタレーションなどを果敢に紹介するギャラリーだと思うが今回はそういった作家たちの作品を集めて包括的に見ることで作家への一面的な見方からより深く作家や作品を知るという試みだそうだ。作品も意図的に小ぶりなものを選んで新旧織り交ぜながらギュッと凝縮された作品構成でアーティスト達の才能が溢れぶつかり合う百鬼夜行とその出城としての伏魔殿を作り出す。

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児玉画廊は販売に向かないような作品も果敢に紹介してきた。

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作家には鬼才というしかない才能もある。この絵もその一つだ。

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小さめの作品を集めることで作品のエッセンスを凝縮した。

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ギャラリー内に様々な作家の百鬼夜行を楽しめる伏魔殿が誕生した。

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壁の絵とその手前には絵から作られた立体作品が並ぶ。

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色合いやマチエールが独特な作品だ。立体的な絵画というべきか。

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何が作家に作品を作らせるのかを包括的に見ることで理解する。