I AM HERE

三宅信太朗個人史

89日から910日まで渋谷のヒカリエにある小山登美夫ギャラリーで三宅信太朗個人史[2000-2018]が開催されている。「I AM HERE アイアムヒア 三宅信太朗作品集」の刊行記念として開催されるこの展覧会の他にもGINZA6にある蔦屋書店内のATRIUMでも8月7日から26日まで三宅信太朗の展覧会「果てしない夜景」が同時期開催されているのでこの夏は「三宅信太朗を見る夏」となっている。とにかく見たこともないような独特な世界観を持った作家という以外に説明しようのない三宅信太朗だがヒカリエの展示では「個人史」と題して2000年から2018年までの作品を抜粋して紹介しているのでデビューから今まで三宅信太朗が貫いてきた一種独特の作品世界をダイジェスト的に見ることができる。鉛筆や絵の具、木の板など様々なミックスメディアで生まれる不思議で可愛いキャラクター達が戯れる三宅ワールドはいつ見ても不思議で楽しくそして幸福な気持ちにしてくれる。

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気の板を切り抜いて着色して作られた無数のキャラクター達。

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無邪気でユーモラスな感じの絵には密かに毒も隠されている。

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デビュー当時から固執し続ける長い髪と胴体のキャラクター。

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鉛筆や色鉛筆、絵の具などを駆使して描かれる作品は素晴らしい表現力だ。

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蔦屋のATRIUMに現れた三宅信太朗ワールドは力作だ。

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自身も着ぐるみでのパフォーマンスやライブペインティングも行う。

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非常にセンスのいい、そして独特のセンスの作家だと思う。

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蔦屋では作品種以外にも三宅信太朗グッズを多数売っている。

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沢山のビルは全て作品で建物の内部まで作り込んであるものも多い。