ONE HUNDRED AND EIGHT
108点の作品
六本木ヒルズのADギャラリーにて4月13日から5月6日までヒロ杉山氏の展覧会「ONE HUNDRED AND EIGHT」が開催されている。グラフィックデザイナーとしてエンライトメントを率いるヒロさんだが個人としてはアーティスト活動を続けていてそのユーモアと想像力に富んだ作品は絵の面白さを見るものに素直に感じさせる。今回は水彩画を108点の作品集として仕上げてこのギャラリーにはその中から抜粋された作品が展示されている。
煩悩の数?
ヒロさんがいたので108とはまさか煩悩の数では?と尋ねたら実は108は今回の作品制作に使ったホルベインの水彩絵の具の色の数なんだそうだ。でも、煩悩の罪の清算も兼ねたけど、そちらの方はどうやら清算しきれず相変わらず罪深い日々を送っているとか。展覧会と同時に作品集「ONE HUNDRED AND EIGHT」も発売されているのでそちらも要チェック!
一体どこからこういうイメージが湧き出て来るのか不思議な絵だ。
人物のような未知の植物のような摩訶不思議なイメージ。
これもなんだか不明だが色合いがとても新鮮で面白い。
鳥と人の顔が交錯するイメージ、水彩のにじみを効果的に使っている。
どこかの民族?宇宙人?なんか正体不明なユーモアがある。
オープニングレセプションは大勢の人で賑わった。