ライアン・マッギンレー
MY NY
4月6日から5月19日まで六本木の小山登美夫ギャラリーにてライアン・マッギンレーの個展「MY NY」が開催されている。待望の2年ぶりの展覧会「MY NY」では2017年にデンバー現代美術館で開催された個展「The Kids Were All Right」の出展作よりセレクトされた約10点の作品が展示される他にも写真作品の他にもマッギンレーが1998年~2017年にニューヨークのダウンタウンで撮影した友人達やアーティスト仲間を撮影したポラロイド写真、それらを撮影したポラロイドカメラもなども展示されてる。2001年に自費出版した初の写真集で才能を見出され2003年にはニューヨークのホイットニー美術館で25歳という最年少で個展を開催して以来、世界的な評価を受けてきたマッギンレーの時代を代弁するような強い表現力の写真を存分に見るチャンスである。
一瞬のタイミングを逃さずに捉える才能は素晴らしい。
合成写真ではなく実際にモデルが氷の谷の中にいるのが凄い。
マッギンレーはセルフポートレートも頻繁に撮影する。
シャワーを浴びる男と女。絶妙なシチュエーションとタイミングだ。
口から血を流す人物は一体どうしてこうなったのか?
淡い光の中に横たわる人物の接写写真も光の加減が絶妙だ。
撮影に使ったカメラやポラロイドカメラ、初期のZINEなどもあった。
友人やアーティスト仲間のポラロイド作品が並ぶギャラリー内。