無気力な魔法

アイルランド在住

36日から4月7日まで外苑前にあるMAHO KUBOTA GALLERYにて加賀温による日本で初めての個展「The Search for Languorous Magic」が開催されている。アイルランド在住の日本人作家で大変人気があるそうでアイルランドを拠点に作品販売の他には絵本なども販売しているそうだ。個展のタイトルの解釈は様々だが「無気力な魔法を探して」というような意味合いか。

 

うさぎのキャラクター

アイルランドには行ったことがないが、作品を見ていると日本とは違う雰囲気がするのでその辺りがアイルランドっぽさなのかと思うが日本人の作家がアイルランドの地で不思議なキャラクターを作り上げて不思議な世界を展開しているのは面白い。ユニークなうさぎのキャラクターを筆頭に熊や猫やヘンテコなスーパーヒーローたちが登場するのだがなんとなくだるさのような感覚と風刺的なムードが醸し出されている。沢山の小さい絵などもあって一つ一つ見てみると作品の完成度はかなりのもので重ね塗られた色合いなどとても美しい。ちょっとゆるい感じでほっこりしたいならオススメの展覧会です。

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最も多く登場するうさぎのキャラクターなぜかオレンジのドクロを抱えている。

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ライトセーバーでクラゲと戦い疲れて寝てしまったうさぎ?

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なんとなく頼りにならずへなちょこ感がするヘンテコヒーローたち。

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大きな絵画や立体のオブジェなども展示されていた。

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沢山の小さい絵の展示。一つ一つに独自のストーリーがある。

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テーブルを囲んで変な会話を交わすうさぎと眼帯をした猫。

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アイルランドの深い森の中で木の葉に包まって眠る熊。