黄金のセラ
リチャード・セラへのオマージュ
インテリアデザイナーの森田恭通さんとはかれこれ10年ほど毎年マイアミのアートバーゼルへ通うアート好き仲間だ。
現代アートには度肝を抜かれるスケールの作品も多く、中でも鉄を使って巨大な壁のような彫刻を作るリチャード・セラは僕も森田さんも大好きな作家である。今回、三谷に誕生したSALIOTという照明器具メーカーのショールームに森田さんがそのリチャード・セラへのオマージュともいうべきデザインをしたというので出かけてみた。
黄金に輝くセラ
天井も高く広いショールームに踏み込むと目に飛び込んでくるのはスペースいっぱいにリチャード・セラのような巨大で湾曲しいた壁が立ち並ぶ姿。まさにリチャード・セラへのオマージュと言っていいだろう。ただし、鉄製のセラの作品とは違ってこちらは黄金に輝く壁だ。それぞれ部屋のように区切られた湾曲の壁の中はショールームになっていて様々なものがサンプル的に展示してあった。それに当てられるSALIOTの照明は全てスマートフォンで角度や明るさなどが遠隔操作できる優れものだ。現代アートのようなショールームは各種イベントへの貸し出しもするという。
黄金に輝く湾曲した壁面は圧巻の存在感だ。
壁に仕切られた空間は様々なショールームになっている。
アンティークの名車も展示されていたが?億もするらしい。
SALIOTの照明はスマホで様々な遠隔操作が可能だ。