LAアート速報3!
ハリウッドの西にあるウェストウッドは有名な大学UCLAの街だ。
そこに出来たアートの総合施設HAMMERはミュージアムという場としての機能以外にアートを通してより良いコミュニティーの繋がりや社会との向き合い方を模索するなど様々な取り組みをしている。毎年行われるアニュアルガラと呼ばれるパーティーではLAにいる沢山の業界関係者やセレブリティーが集まってアーティストの功績をたたえたり活動の確認を行うのだそうだ。そんな素晴らしい場としてアートの力を様々な分野に使っているHAMMERミュージアムは箱だけ作っても何も出来ないところが多い日本の美術館の良いお手本になると思う。さて、今回初めて訪れたHAMMERだけど、展示は幾つかに分かれていた、まず1階には特別展示としてLA出身のアーティストLiz Craftのオブジェ、2階では北米出身のアーティストJimmie Durahamの回顧展とDubuffetのドローイング展、そしてHAMMER氏のコレクション展がそれぞれ展示されていた。それでは写真と共にご覧ください。
LA出身のアーティスト、Liz Craftの作品はかなり不思議。
Liz Craftの作品はアメリカンカルチャーを題材にしているような気がした。
ミュージアムの中央は吹き抜けての広場になっていて気持ちがいい。
Dubuffetのドローイングは子供のような自由奔放さで溢れている。
簡単に描いているようでなかなかこういう絵は描けないと思う。
HAMMER師のコレクションに珍しいギュスタブ・モローもあった。
ミレーの絵をゴッホなりに模写した作品もあったがセンスよし。
Jimmie Durahamの作品はオブジェが多く回顧展は今回が初めて。
アメリカ文化の中にあるオブジェをシンボリックに組み合わせた感じ。
ミュージアムショップも充実してて面白そうな本も多い。