森山大道写真展「Odasaku」

写真と小説を交錯

中目黒のPOETIC SCAPEギャラリーにて森山大道写真展が3月5日まで開催中だ。

「Daido Moriyama: Odasaku」と題された展覧会では無頼派の作家、織田作之助の短編小説「競馬」と大阪で撮影された森山大道の写真が交錯する。写真と小説を交錯させることにより誕生したのはまったく新しい表現力を備えた「書物」なのだそうだ。

 

出版記念として開催

その新しい「書物」の出版記念を兼ねて開催される展覧会では「書物」に収録されている森山大道の作品プリントやこの展示のために新たに製作されたシルクスクリーン作品などを交え一冊の「書物」の中で拮抗する森山大道の写真と織田作之助の言葉をギャラリー空間にて体感することが出来る。緊張感溢れる森山大道のゼラチンシルバープリント作品を見て欲しければ買うこともできるチャンスである。

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大道と織田の交わった新しい表現力を備えた「書物」。

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森山大道の写真とシィルクスクリーンがうまく構成された展示。

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ギャラリー奥には他の写真集なども置いてあって買うことが可能。

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ゼラチンシルバープリントで白黒の世界がシャープに表現される。

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poetic scapeは6年前にオープンした写真専門のギャラリー。