神宮前に新しいギャラリー誕生!
Gallery 38は独自の視点で作家を紹介する。
神宮前、千駄ヶ谷小学校の近くに新しくギャラリーがオープンしたのでレセプションに伺った。
Gallery 38というこの新しいギャラリー、実は新進気鋭のファッションデザイナーTARO HORIUCHI氏のお姉さんが始めたのだ。独自の視点で作家を選び、頑張って年間に4回くらいの展覧会を開催して行きたいとのことだがTARO HORIUCHIの新作コレクションの展示会などもここで行うしTARO氏のオフィスもギャラリー横にあるのでファッションとアートが融合した場所と言っても良いかもしれない。
こけら落としは植松永次の陶芸作品展。
記念すべき最初の作家は陶芸家の植松永次さんで展覧会タイトルは「水の中は森の深さ」だ。
土が持つ力を強烈に引き出す荒々しい作品は素朴でありながら力強く見るものを純粋な気持ちにさせてくれるように感じる。土に親しんだ子供の頃の記憶を蘇らせてくれるような懐かしさもあったり人と土の関わりという古代から続いてきた営みを想起させるようでもある。
展覧会は10月13日まで開催されているので興味のある方は是非足を運んでください!
Gallery 38東京都渋谷区神宮前2-30-28原宿ホームズ101
圧倒的な存在感と土の持つ力を感じる作品。
焼物の醍醐味は焼いた後に自然に出来る亀裂などの風合いだ。
むき出しのコンクリートの床との対比も面白い。
ギャラリーの床一面に様々な大きさの焼物作品が散りばめられた展示。