NY FRIEZEリポートVol.1
FRIEZE VIP DAY
NYで開催されるFRIEZE ART FAIRは5月3日からオフィシャルに始まるがまずは先立って行われた5月2日のVIP DAYに行ってみることにした。会場となるのはマンハッタンの北東に位置するランダルズアイランドという島でここには刑務所なんかもあるので普段は誰も行かないような場所なんだそうだ。会場へのアクセスにはグッゲンハイム美術館からのバスや35丁目のイーストリバー沿いにある桟橋からフェリーの無料サービスなどがある。緑の美しい川沿いに建てられた巨大な特設会場は真っ白いテントで青空の下で輝いていた。
沢山の参加ギャラリー
開催地であるニューヨークは現代アートのメッカだがフェアには地元のギャラリーの他にも沢山のギャラリーが世界中から集まり様々な展示販売を展開する。GAGOSIAN、PACE、PERROTIN、LISSON、ZWIRNER、MARIAN GOODMAN、CHIEIM&READ、MARKS、BLUM&POE、LEHMANN MAUPINなどなど有名ギャラリーが軒を連ねる。それぞれに面白い企画展示をしていたが凄かったのはやはりGAGOSIANギャラリーでROBERT THERRIENの巨大な折りたたみチェアを会場に展示して彼の作品のみので展示していたのが圧巻だった。そんな感じで初日はざっと流すように見たので今日か明日にまた会場に行って気になった展示をゆっくりと見てみたいと思った。初めてのFRIEZE VIP DAYだったが展示作品はもちろん来場者もお洒落だったし会場も素晴らしかったし併設されたレストランも美味しくて楽しかった。さて、ギャラリーや他のフェアも見ようかなど迷いつつまたNYレポートいたします!
白いテントに黒い文字でFRIEZE ART FAIRのロゴが目立つ。
ランダルズアイランドの川沿いの緑の中に建てられる特設テント。
会場へはフェリーで行くと15分ほど、気持ちいいかもしれない。
会場に入るとすぐにPACEがホックニーの特集展示をしていた。
VIP DAYだけに関係者オンリーな感じでお洒落な人も多かった。
森万里子の新作も展示されていた。さりげなく置いてあるので注意!
沢山の作品を展示するギャラリーもあって全て見るのは体力がいる。
色々な作品があって本当に面白い!このアメリカ国旗も作品。
僕の好きな作家ドナルド・バチュラーも展示してあって嬉しかった。
商談するギャラリーとコレクター?アート界の最前線だ。
ガゴジアンギャラリーのロバート・テリンの作品は大迫力だった。
これもロバート・テリンの作品。ギャラリーの力の入れようがわかる。
ガゴジアンギャラリーが村上隆ブースも出していて懐かしい作品が!
不思議なオブジェ作品のバックにはアリス・ニールの肖像画が。
ジャック・ピアソンの作品も展示してあってかっこよかった。
会場にはお洒落なで店が。これはストンプタウンコーヒー。
移動式の焼き窯で焼くピザも人気でみんな食べていた。
かなり本格的なピザでびっくりするほど美味しかった。