片山正通的百科全書
多岐に渡るコレクション
4月8日から6月25日まで新宿にあるオペラシティーにて片山正通的百科全書展が開催されている。片山正通さんといえば多忙をきわめる人気の建築家である。その片山さんの個人的なコレクションを展覧会にしてしまったのがこの片山正通的百科全書だ。本、CD、様々なアートから骨董品の数々に動物の剥製や奇妙なサボテン群、または不思議な玩具のような物までコレクションは多岐に渡る。
パンクロックで育った
少年時代、パンクロックを聞いて育ったという片山さんが何かをコレクションする時の価値基準は「既成概念に蹴りを入れる物が好き」というシンプルなもの。なるほど、そう聞いてコレクションを見渡して見るとその全てに共通して言えるのは「パンクな物」ということだ。膨大なコレクションを眺めていると片山さんというクリエイターの素顔が見えるというか、どういう人なりなのかが分かって面白い。お勧めの展覧会です。
KAWSの作品が並ぶコーナー、片山さんはKAWSの家も設計した。
写真も沢山でテリーリチャードソンやラリークラークなどもあった。
パンクといえばやはりギター?というわけでギターもありました。
西洋の骨董品や宗教的なアイコンなど古い物も多い。
こんなユーモアのある物も真剣にコレクションしています。
モデルハウスの模型?または玩具?というような不思議な物もある。
変わったところでは色々な鍵のコレクションがあって面白かった。
同じ人気建築家同士で仲良しの森田恭通氏と記念撮影。