六本木で宇宙について考える展覧会。
この夏、六本木に「宇宙の入り口」出現?
7月30日から2017年1月9日まで六本木の森美術館で「宇宙と芸術展」が開催される。
宇宙とは壮大なテーマだが、考えてみれば我々はいつも宇宙の中にいるのだし宇宙の一部なのである。
思えば遠い昔から人は夜空の星を見つめ、そこに広がる星空の美しさと不思議に魅了され続けてきた。
宇宙に関する様々な資料やアートを展示。
今回の展示では曼荼羅から現代アートまで宇宙というキーワードで古今東西の様々なものや作品、関連資料などが集められた。
隕石、化石、ダ・ヴィンチやガレリオの天文学書、曼荼羅や竹取物語の絵巻、そして現代アーティストの作品などその内容は多岐に渡る。
「宇宙と芸術展」の見どころとは?
この展覧会では今まで生きてきた人々、そして今を生きる人々や現代アートの作家達がそれぞれ宇宙に迫る様を一堂に見れるのである。
なにしろ日本最古のSF小説といえる「竹取物語」の絵巻と今最も注目されるチームラボが同じ展覧会で見れるのだから奇想天外!面白い。
話題の現代アートも数多く展示。
現代アートの日本人作家で注目なのは森万里子、杉本博司、そしてなんとあの空山基によるセクシーロボットも等身大フィギュアで登場する。
海外の作家も多く、トム・サックスのスペースシャトルやビョーン・ダーレムの大型インスタレーションは見応え十分だ。
渋いところでは巨大なアンドレアス・グルスキーの写真やヴォルフガング・ティルマンスの撮りおろし作品も見逃せない。
宇宙気分も体験出来る?
メディアアート集団チームラボの映像作品は衝撃的な360度映像で無重力感を味わえるので実際に体験して欲しい。
今年いっぱい続くこの「宇宙と芸術展」は我々に身近な宇宙について驚いたり感動したりしながら考えさせてくれる展覧会だといえる。
トム・サックスによる巨大なスペースシャトル!
森万里子による曲線の美しいオブジェには宇宙を感じる。
ティルマンスがこの展覧会のために撮りおろした作品。
パトリシア・ピッチニーニの作品はリアルな質感の新生物?
空山基のセクシーロボットは等身大で登場!
チームラボのメディアアートは体感形の映像作品。
ブラックホールや宇宙を表すというビョーン・ダーレムの作品。