僕の身体、あなたの声
３月26日から７月10日まで六本木の森美術館で開催中の六本木クロッシング2016展：僕の身体、あなたの声を見た。これは３年に一度、日本のアートシーンの今を見極める展覧会として開催される企画展だ。今回も日本、韓国、台湾の４人のキュレーターによって20組のアーティストが選ばれた。作家の選出はキュレータが個々の作家と実際に会って話を聞きコンセプトの明快な作家を選んだという。
会場には実に様々な作品がありこれが今の日本のアートなのだと感じさせてくれる。グローバルなIT化によって変化した社会、またSNSなど様々な情報発信が可能になった世界は我々をどう変えて行くのか。自己と他者の関係性や繋がりといったテーマにそれぞれのアーティストが独自の眼差しで向き合い作品として表現している。
絵画作品もあるが全てコンセプチュアルな作品なので作品の意図を読み解きながらじっくりと時間をかけてみると面白い。
