家庭について/about home
神宮外苑前にほど近い場所にMAHO KUBOTA GALLERYが先週オープンした。
最初の展覧会は1993年のデビュー以来一貫して家族をテーマに制作活動をしている長島有里枝さんの「家庭について/about home」である。
なんでもない日常を撮影したような写真と母親と共作したという古着を縫い合わせた生地で作られたテントのようなインスタレーションは制作の背景を知ってから見ると奥が深くて面白い。
オープニングレセプションだったので人が沢山いて引きの写真が撮れなかったがテントは中にも入れるので子供が中で遊んでいた。
まさに家族をテーマにした作品にぴったりであったが、アートとか関係なく子供ってこういうの好きなんだなあと思う。
現代アートのギャラリーがとても少ない東京にもう一つチェックすべき貴重なギャラリーが誕生したことは喜ばしく、今後も注目して行きたい。